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テスト前

テスト前なので、中3だけでなく中2も自主的に教室に来て自習をしています。

みな私語もせず、黙々と自分の課題に取り組んでいます。
とても良い雰囲気です。



・・・テスト前だけでなく、いつもこうだともっと嬉しいのですが(笑

理社の授業日の変更

明日、9月27日は予定通り理社の授業を行います。

来月は11日と25日に行う予定でしたが、各学校の定期テストのスケジュールを鑑み、授業日を11日ではなく4日に変更することにいたしました。

既に生徒達には伝達済みです。
よろしくお願いいたします。

「みはじ」や「はじき」を使わない教え方 その2

この間書いた方法で、ほとんどの子は「みはじ」や「はじき」を使うことなく、「単位量あたりの量」というものについて理解してくれます。

しかし、小数・分数がからんだときどうなるか、という部分については解決できていない場合がほとんどです。

「1人前6個の餃子が30個来たら何人前か?」

という問いに対して困る子はほとんどいませんが、

「1人前6個の餃子が3個来たら何人前か?」

と言われると、少し悩む子がほとんどです。

「0.5個の餃子が0.4人前だとすれば、1人前は何個か?」

ときたら、ほとんどの子は分かりません。
#もしかすると、結構な数の大人が分からないかもしれない。


もちろん、「本質」を理解している子は何の苦労も無く解いてしまいます。
では、その「本質」を理解させるにはどうすればよいのか。それは残念ながら、

一朝一夕には無理。

ですね。小数・分数の概念と、単位量の考え方を同時に問題なく使う、というレベルになるのには、それ相応の時間と練習量が必要になります。

では、どういう練習をするのか。

それは、もう古典的で申し訳ないのですが

「小数・分数を整数に直して考え直す」

という練習をさせ、その作業が自分ひとりでできるようにさせる。ということに尽きます。

「0.5個の餃子が0.4人前だとすれば、1人前は何個か?」

では分からなくでも、

「5個の餃子が4人前だとすれば、1人前は何個か?」

なら随分簡単になります。さらに、

「40個の餃子が4人前だとすれば、1人前は何個か?」

だったらば、悩む子はいないでしょう。
このように、分からないもの、言い換えれば抽象的なものを具体化して考える力はとても大事な力です。

文字式を使った立式ができない子は、まずこの力に欠けています。
関数や証明問題、数学の難しい問題というのは基本的には抽象的なものです。
それを「自分が分かるレベルの具体的な話に落とし込む」力が、数学の力だと思うのです。
いわゆる「応用力」という力は、まさにこの力だと私は思います。

そして、数学の問題を解決するのにはもちろん、様々な問題を考えるときに必要な力だと私は思います。


そうやって、「抽象→具体化」の作業が上手に出来るようになると、少しずつ「具体」の「抽象度」が上がっていきます。
つまり、

始めは「40個の餃子が4人前だとすれば、1人前は何個か?」まで落とさないと分からなかった子が、

「5個の餃子が4人前だとすれば、1人前は何個か?」で分かるようになっていきます。

実は避けていた「本質」というやつを、自分なりに掴めるようになっていくのですね。
できるようになるまでにはもちろん個人差があります。

高校入試までに、という時間制限を考えるとかなり厳しいのですが、それでもほとんどの子は、典型的な速さの問題について立式する、というレベルには到達してくれます。

もちろん「みはじ」や「はじき」を使ったほうが手っ取り早いのかもしれませんが、それでも、「抽象→具体化」の練習をするのが将来のためになり、その練習で得たことは生徒本人にとって一生の財産になる、と私は思うのです。

手段と目的

これは昔生徒から聞いた話です。

とある中学校の卓球部の顧問が生徒を指導する際、

「とにかくフォアハンドで返す」

という作戦を徹底させていたたそうです。

どんな球もフォアで返すのは無理ですから、そういう球はすっぱり諦めて、とにかくフォアだけで返す、と。
とにかく、フォアハンドで何とかすることしか練習させなかったそうです。

この戦法、勝てない相手にはとことん勝てないみたいですが、中学生同士の対戦ならそこそこ勝ててしまうみたいなんですね。

生徒にしてみれば覚えること、考えることが少なくなる分、習得するのも早いでしょうし、その上、そこそこ勝ててしまう。

この戦法をマスターした上で、さらにバックハンドをマスターして・・・
となれば、全く問題が無いと思うのですが、とにかくこの戦法しか教えなかったらしいのですね。

そして、教わる側も、この戦法以外の戦法を知りませんから、変えようとも思わない。
むしろ、それ以外の方法を教わっても、習得しょうとすらしなくなるようなのです。

実際、その先生が離任して、新しく来た先生が顧問となったとき、おそらくその先生は普通に卓球を教えようとしたようなのですが、その先生の評判は聞いているこちらが気の毒になるくらいひどいもんでした

みな、口をそろえて「今までのやり方が良かった」と。
その方が勝てた、ということらしいのですけどね。

ちなみに北風によれば、そういう戦法を3年間続けた子は、体の使い方が、とくに左右のバランスであるとか、軸足を移したり重心を移動させたりとか、そういうことができない体になってしまっていたそうです。


勝敗なんて一切関係ない。頑張ることが大事なんだ、とは申しません。

しかし、勝つためだけに部活をしているわけでもないでしょう。


部活にせよ、勉強にせよ、仕事にせよ、目的と手段を履き違えるとえらいことになる。
そういうことだと思います。

「みはじ」や「はじき」を使わない教え方

私は速さの問題を生徒たちに教えるときに、学校や塾で教わる「みはじ」や「はじき」を使って教えたことがありません。
#なぜ使わないでいるのかは、随分前に記事にしたので、そちらをご覧ください。

では、どうやって使わずに教えているのか。
その辺りがtwitterで話題になっていたので、私なりの方法を書いてみたいと思います。
#塾や学校の先生はよかったらどんどん真似してください。
#もし改良してうまいこといったら改良ポイントを私に教えてください(笑


・まず、「単位あたりの量」をつかんでもらうために、割り算の意味を確認します。

6個÷3人

を計算して出てくる「2」という答えが

「1人当たり2個」

という意味になることを、生徒自身に図を使って説明させ再確認させます。

○○|○○|○○

きっと、子どもらはこんな図を書くと思います。それでOKです。


・次に、いろんな「一人あたり」の量を考えさせます。

1時間あたり、1平方メートルあたりはなかなかイメージできない子が多いのですが、
1人当たり、1人前が、という考え方に置換してしまえば、イメージできない子は(ほぼ)いません。

6km÷3時間

の意味が分からなくても、

6個÷3人

が分かった子なら、

6km÷3人

の意味も分かってくれます。

--+--+--

こんな図を描いて駅伝かなんかで説明するとよいと思います。
その他、6L÷3人、6平方メートル÷3人なんかもあわせて確認します。


・次は、単位あたりの量を「一人あたり」から少しずつ抽象度を上げていきます。

6個÷3ふくろ
6m÷3kg
6kg÷3

ここでどういう単位をどうチョイスするかはそのときの生徒の状態によります。
そこらへんの按配をあれこれするのが講師の力量ってやつだと思います。

ただ、出てくる数字、答えは自然数になるようにすべきです。せめて0.5までで。


・次は「単位あたりの量」をどう使うか、です。

新風館では「餃子の王将」を使って例えるのが鉄板です。

「餃子の王将で餃子を3人前頼んだら、餃子は何個来る?」
と聞けば、関西圏の子ならば確実に「18個」と即答してくれます(笑

1人前が6個だから、3人前は18個。
この「一人前」というのは「一人当たり」と同じ意味。

それが分かってしまえば、後は先と同じように単位を変えて確認するだけです。


・最後に仕上げとして、

圧力(単位あたりの力)
密度(体積あたりの質量)
比(1あたりの~)

あたりもさりげなく確認できると尚うれしい。

・さらに自然数の縛りを外して、小数・分数でも考えてもらうのですが、小数・分数の習熟度も生徒によって大きく異なりますから、この辺も講師の按配で。

小数・分数でもうまく考えられるようになると、

百分率(100%=1として)

も、すんなり理解できます。



授業と演習は一日2時間以上×3日、しかも3日はなるべく連続するのが望ましいです。せめて一週間内で完結したい。
私は講習期間を利用して、理解が甘い子に一気に授業をしています。
春・夏・冬の3回の講習の度に繰り返し演習をさせれば、高校入試までにはなんとかテストで得点できるようになるくらいの実力は着きます。


以上、簡単ですがまとめてみました。
まだまだ改善の余地はあると思いますので、さらなる改良を加えていきたいな、と思っております。はい。

理科の受講者数

2学期から理科を新たに受講してくれた子が6人もいます。

理科を教えている身ですから、理科の学力をなんとかせなあかんという使命感は当然あるのですが、一応元エンジニアとして、理系科目に興味をもってもらいたいという気持ちも強くあったりします。

多くの方にその機会をいただけた、ということはこれはもう素直にうれしいです。
より一層頑張らねばと思った、2学期最初の理科の授業でございます。

2学期9月実力テスト結果報告

○中学生総合
3教科合計 190点(1教科平均 63.2点)
5教科合計 290点(1教科平均 58.1点)

○中2総合
3教科合計 203点(1教科平均 67.8点)
5教科合計 306点(1教科平均 61.2点)

○中3総合
3教科合計 176点(1教科平均 58.6点)
5教科合計 276点(1教科平均 55.2点)

※中1は生徒数が少ないため、データを公表できません。

・中2
発展Aクラス
3教科平均 244点(1教科平均 81.4点)
5教科合計 371点(1教科平均 74.2点)

発展Bクラス
3教科平均 222点(1教科平均 74.0点)
5教科合計 335点(1教科平均 67.0点)

導入クラス
3教科平均 136点(1教科平均 45.4点)
5教科合計 201点(1教科平均 40.1点)

・中3
Aクラス
3教科平均 226点(1教科平均 75.3点)
5教科合計 358点(1教科平均 71.7点)

Bクラス
3教科平均 134点(1教科平均 44.7点)
5教科合計 207点(1教科平均 41.4点)

見ての通り、どの学年も3教科平均に比べると5教科平均が良くありません。
つまり、理社の点数が良くない、ということです。

そして、1学期の期末試験の結果を見れば分かるとおり、定期テストでは3教科平均と5教科平均の差はここまで開きません。定期テストではそれなりに点数が良いのに、実力テストでは点が取れていない、ということです。

今まで定期テストでやってきたこと、定期テストの試験勉強で覚えたことがきちんと身についていれば、ここまで差が開くことは無いでしょう。
つまり、この結果から分かることは「理社はせっかくテスト前に勉強したことを既にさっぱり忘れてしまっている」ということなんですね。


なぜこんなことが起きるかといえば、簡単に言えば「定期テストの試験勉強の方法を間違えている」「大変効率の悪い勉強をしている」からです。

「理科や社会なんて覚えるだけ」

と、親御さんは良く言うのですが、それは少し乱暴な意見だと思います。

「あとは覚えるだけ」という状態にするためには、それなりの知識の土台を作った上で、正しい勉強方法を身につけておかなければならないのですが、今の生徒たちはそういうことがほとんどできていない状態です。

そして、それらの作業、勉強するための基礎を作るのは、一人の力ではなかなか大変です。
取り返しがつかなくなる前に、理社の受講をお考えいただければ幸いです。

中3Bクラスの子達は中3になってから理社を受講し始めた子と、理社を受講していない子しかいません。
彼らの成績は、理社の基礎作りの難しさを表している、とお考えください。残念な話ではあるのですが。

黒い稲妻!

6日の土曜日、夏期講習の打ち上げイベントを高校生が開いてくれました。

20140906_01.jpg
今回はコレです。

20140906_02.jpg
黒い稲妻!ブラックサンダーでございます。
高校生が持ち寄って、計400個くらいになったでしょうか。

20140906_03.jpg
今回、自由参加だったにも関わらず、中2~高専4年生まで幅広いメンバーが参加してくれました。

普段顔をあわさない先輩・後輩から、お互いに何か刺激を受けたのではないかと思います。
こういう上下のつながりができるのは新風館ならではだな、と思っています。

20140906_04.jpg
こういう会をするときは、紙コップに自分の名前を書いてもらっているのですが・・・


20140906_05.jpg
遠い目をしてブラックサンダーの山を見つめる男。
ブラックサンダーの山、つまり、ブラックサンダーマウンテンですね。どこかの乗り物のような名前。


ブラックサンダーは5個以上食べると顔が暑くなり、顔面に違和感または軽い痛みを生じ、気分が高揚してきます。
食べすぎは危険です(笑


次は受験が終わったあたりに、またこういう会ができたら良いなと思います。

中3住み始め

部活が終わった中3生が、授業の無いときも新風館に来て自習したり、レベルUPテストを受けたりして長時間勉強することを、

「中3が塾に住んでいる」

と、表現しています。まあ、そう言ってるのは私だけなのですが(笑

なんと今年はもう中3が塾に住み始めました。例年よりもひと月以上早いですね。

さて。
誰か一人が塾に住み始めたとします。
そうすると、必ず他の誰かが影響されて塾に住み始めます。

そして、その誰かがまた他の誰かに良い影響を及ぼします。
さらには、後から住み始めた子が出す空気が、はじめに住み始めた子にも良い影響を及ぼします。

このように、集団が一度良い方向に進み始めると、相乗効果を起こしてどんどん良い方向に進むようになります。
そして、集団を良い方向に引っ張り、同時に引っ張られる状態になった子は、ただひとりでやっていたのでは到達できないレベルに到達できます。

しかし、個々人が連携しない指導方法では、この大きな力を利用できません。もったいない話です。
故に、我々は少人数制のクラスで授業をするのです。

早めの対策を

今の中学生に国語の力が無いことは重々承知していたつもりですが、副詞の使い方も良く分からない、という当たり前のことに今日の授業で気がつきました。

(例)
問 次の文の( )の中に選択肢の中から適当な副詞を選んで書きなさい。
1 カラスが(  )鳴いている。
2 水を(  )ください。
3 降っていた雨は(  )あがった。 

選択肢 すっかり しきりに さらさら


日本人ならこの問題で悩まないだろうと勝手に思っていましたが、盛大に悩んでますね。中学生は。
さて、どう教えたものか。


このように、国語の力はとにかく早めになんとか手を打たないと、解決するのがどんどん難しくなってしまいます。
我々が小学生のクラスをきちんと作って、しっかり授業をしているのはそういう理由なのです。

しつこいかもしれませんが

流されない行き方 -The way to go-
北風 祐希
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しつこいかもしれませんが、先日、塾長の北風が本を出しました。

おかげさまで、塾生の親御さんや卒業生のみんに読んでいただいているようです。ありがたい話です。

私も先日実物を手に取りましたが、内容の濃さの割には案外すっと読める、読みやすい本になっていると思います。
短時間で新風館のエッセンスを吸収できる一冊です。まだの方は是非。

そして、読んだ方はamazonにレビューを(笑

塾長の北風が本を出しました。

2冊目が出ました。


1冊目はこちら。


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さくらい@新風館

Author:さくらい@新風館
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