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箇条書きになってしまう

今週の中1国語の授業は「接続語」。論理的に頭を使うためには、正しく接続語を使う必要があります。
ですから、毎年念入りに、時間をかけて授業をします。今週は授業中に、こんな会話がありました。

私「接続語が分からない、できないっていうのは、かなりまずい。接続語が使えないってことは、頭を正しく使えないってことやから。頭を正しく使えないっちゅうことは・・・」

生徒「頭悪いってこと?」

私「ストレート過ぎや(笑」

生徒「でも、なんでなん?」

私「接続語が使えないってことは、文と文をつなげないってことだから、考えるときに一つの文でしか考えられないか・・・」

生徒「箇条書きになるってことか!」

私「そういうこと。うまいこと言うやん。」

接続語が正しく使えないと、頭の中が箇条書きになる。うまい表現ですよね。
しかも、それが良くない状態であることをちゃんと理解している中1はなかなかエライです。

この子はエライのですが、問題は接続語をきちんと使えない子ばかりだということです。
そんなわけで、しばらくは接続語の授業が続くのではないかと思います。

我々が目指す「成長」

先日、Twitterでこんなツイートをしました。



このツイートには「いいね」やリツイートがたくさんついたので少しうれしかったのですが、我々はこういう小ネタに力点を置いて指導をしているわけではないので、少し複雑な気持ちになったのも事実です。

勉強する環境を整えるのはもちろん大事なことです。
その他、勉強の習慣を付けたりとか、ノートの取り方の指導であったりとか、授業をより楽しくする工夫とか、そういう細かいことを積み重ねることは本当に大事です。何一つないがしろにはできません。

しかし、こういう小さいことの積み重ねだけでは越えられない壁というものがあります。
たとえば、学校の成績を一段階上げたり、志望校をひとつレベルアップさせたりすることはできます。そして、その辺りが限界です。

我々が目指しているのは、

『自分で勉強することができない子を、この北大に行った卒業生のように「今の自分の問題点を見つけて、それに対する解決策を自分で見つけ出し、実行できる」ようになるように伸ばす』

というハイレベルな成長です。
そして、そのレベルで伸ばすのは、それこそ「人が変わった」というレベルで、かなり大きな意識改革をする必要があります。

そういう成長のきっかけを作り、後押しすること。そこにこそ、我々新風館の存在意義があると思っています。
なので、小ネタを褒められるとうれしいような、どうなんだろうかと、少し複雑なわけです。いや、うれしいんですけどね。

今年は4月30日!

第25回 SPring-8施設公開

毎年GWに行われるSPring-8の施設公開ですが、今年は4月30日だそうです。
この日記で毎年宣伝していますが、私自身は長いこと行けていません。そろそろ行きたいけど今年は無理かなあ。

日本にもこんな素晴らしい施設があるのかと感動すること間違いありませんので、未体験の方は是非。

1学期4月実力テスト結果報告

○中2・中3の平均点
3教科 189点(1教科平均 63.8点)
5教科 277点(1教科平均 55.4点)

○中2平均点
3教科 177点(1教科平均 58.9点)
5教科 256点(1教科平均 51.1点)

○中3平均点
3教科 192点(1教科平均 64.1点)
5教科 283点(1教科平均 56.6点)

今年から各学年1クラスずつという編成になりましたので、結果報告はこのような形になります。
国数英の3教科の結果はまずまずなのですが、理科と社会、とくに理科の結果が著しく悪く、平均点を下げています。
#理科の平均点は中2が35点、中3が43点です。

通常授業で理科を取っていた子は全体の3割程度、春期講習で理科を受講した子は全体の半分くらいですから、ある程度仕方が無いと言えば仕方が無いのですが、それにしたって悪すぎます。

理科ができない、というよりも、そもそも理科以前に常識が無い。

という状態はもう数年前からずっと変わりません。
なので、理科の授業は毎年毎年、極基本的なところからスタートしなければなりませんし、そもそも国数英の3教科と比べると授業時間も半分以下しかありませんから、自分である程度フォローしてもらう必要があります。

そういうわけで、私の理科の授業は

・理科はおもろい、そして、理科は自分が生きていくうえで結構大事だな、と思ってもらうこと
・理科を一人で勉強する方法をマスターすること

これらにフォーカスして授業をしています。

プログラミング講座

今週から、高2の子にプログラミングを教えることになりました。

とは言っても、初回の今日は

・ソースコードを見て、ただそれを打ち込む。入力ミスがあったらそれを直す。
・Ctrl-S、Ctrl-C、Ctrl-Vを覚える。
・プログラムには全角文字は使わないことを覚えておく。
・入力したファイルを持参したUSBメモリーにコピーする。
・htmlとjava scriptというものを使うということを理解する。

と、いったことをしました。
プログラミング、というよりは、キーボードの入力と、Windowsの操作の練習みたいなものです。
もちろん、最低限の操作ができなければ何もできないわけですから、こういう練習をするのもプログラムの練習のひとつだと思っています。

今どきの高校生は「入力したファイルを持参したUSBメモリーにコピーする」ということがまずできません。
その点、彼は教えないでそれができたので、それだけでも少し安心しました。

新時間割で一週間

今週の月曜日から新学期が始まりました。
今日は金曜日ですから、新しい時間割での授業を一通りやってみたことになります。

今年度から、とにかく一教科の授業の時間が長くなっています。
中2は英数が各110分ずつですし、中3は講義とレベルUPテストで180分の時間をまとめて取っています。
各種講習ではおなじみの授業スタイルですが、ついに通常授業もそういう授業スタイルにしてしまった、ということです。

生徒にしてみれば、例えば昨日なんかは

「今日の授業は数学を3時間。それだけ。」

こんな感じの大変シンプルな時間割です。覚えやすいですし、準備もラクです。
授業が終わるごとに頭を切り替えなくて良いですし、ひとつのことをじっくり考えるにも、たくさん演習して何かを身に付けるにも、これくらい時間があると大変やりやすいです。

「ひとつの教科を徹底してやる」というこのやり方は大変効率的で、受ける方もする方も負担が少ない良いシステムである。
と、自負しています。自慢です(笑

ただ、授業を欠席してしまうと大変なことになってしまいます。
ですから、まず、各自が体調には気を付けてほしいですし、もし欠席してしまった場合は、それをどうフォローするのか。
我々ももちろんフォローしますが、まずは、生徒が自発的にするように指導していかなければいけないな、と、感じた一週間でございました。

新学期スタートしてます

新風館の新学期が始まっています。

昨日は新中1が初の夜10時までの授業になり、さすがに少し眠そうでした。
他の曜日は8時終わりですから負担は無いでしょうが、しばらく月曜日は眠いかもしれませんね。

ただ、遅い時間に眠いのはある程度仕方がないのですが、いつまでも小学生気分でいられるのはとても困ります。
例えば、昨日の最後の時間はレベルUPテストでした。その時間中、一人一人が自分の課題に黙々と取り組むことが十分できていたかといえば、残念ながら全員ができていたわけではありませんでした。

小学生の授業は、みんなで楽しく授業を受け、掛け合いや話し合いをしながら楽しく頭を使う、という方向に舵取りをしていました。ですから、いきなり一人で黙々と取り組めるとは思っていません。

しかし、それでも徐々にできるようになってもらわなければ困りますから、新中1生はそういう訓練もする必要があるわけです。なかなか大変だとは思いますが、中学生ですからね。頑張ってもらいましょう。

小学算数特訓の時間 その2

先日も書きましたが、今回の春期講習には「小学算数特訓」という授業を作りました。
前回は算数パズルの紹介をしましたが、今回は地図を使った授業を紹介します。

20170406_01.jpg

まず、新風館が中心になっている地図は無いので、コピーした地図を切り貼りして、新風館が中心になるような地図を作成します。

次に、地図上で、新風館から自宅までの距離を測ってもらいます(曲線の長さは測れないので、折れ線の長さになりますが)。
地図上の長さが分かれば、地図の縮尺から実際の長さを求めることができます。もちろん、それが何mで、何kmかも調べます。

20170406_02.jpg
それとは別に、自分の歩幅を測定します。
歩幅にはぶれがありますから、4歩あるいた距離を3回測定し、そこから歩幅の平均を計算します。

ここまで調べれば、距離と歩幅から、家まで何歩歩けば良いか計算できます。
その上で、昨日は実際に数えながら家に帰るように指示しました。


結果、計算よりもずいぶん少ない歩数で着いたようです。
これはなぜだろうかと皆に考えてもらったところ、

「教室内は狭くて歩きにくいので、そこで測った歩幅は実際よりもかなり短かったからではないか。」

そんな意見が出ました。鋭いです。

なので、今度は、地図上で測った家までの距離を、実際に歩いた歩数で割ることで、正しいであろう歩幅を再計算します。
さらに、折角なので近所の小学校までの距離を地図から計算し、必要歩数を算出しました。ちなみに、測定距離は約190m、予想歩数は約270歩でした。

20170407_01.jpg

そんなわけで歩数を数えながら歩いてみました。
みんなして一歩歩くたびに「いーち、にーい、・・・」とか大声で言うもんだから、ちょっと恥ずかしかったです(笑

20170407_02.jpg

結果は、一番近かった結果が268歩、多かった結果が290歩。
まあまあの精度だったのではないかと思います。

20170407_03.jpg

スマホのGPSでも計測してみたのですが、こちらもやはり少し誤差が出ます。
小学生の計算と誤差の程度は変わらないですね(笑

言ってしまえば、近所の学校まで歩いただけなのですが、そこまでするのに、

・地図を読む
・きちんと長さを測る
・地図の縮尺を理解する
・掛け算や割り算をきちんとする
・長さの単位の変換をする
・平均という概念を理解する

これらすべてをきちんとしなければ、うまいこと計算ができません。どれも小学生にはなかなか大変な作業です。
ひとつひとつを「勉強」として行うと結構しんどいと思うのですが、「何歩で着くか?」という形で遊びにかえてしまうと、みな楽しそうにやってくれました。参加した生徒は、測ること、計算すること、考えることが主体的にできていたと感じています。

もちろん、これ一回ですべての作業が完璧にできるわけではないのですが、こういうことが生きていくうえで大事なんだよ、ということが少しは伝わればいいな、と。

あと、今回は「200m」という距離が体感として分かったはずです。これが今後に生きてくれれば。

授業の準備や持っていき方は案外大変でしたが、楽しい授業でした。やってみて良かったと思っています。

絵文字を使わない理由

私は、この日記やら、メールやら、Twitterやら、いろいろなところでネットに駄文を書き連ねていますが、その中で全く絵文字やスタンプの類を使いません。せいぜい(笑)と(汗)くらいです。いいおっさんがこういうのを使うのが恥ずかしい、というのも少しはありますが(笑)、それ以外にも理由はあります。

絵やスタンプ一つで、自分の気持ちや状況を端的に伝えることができるのは、確かに便利です。

しかし、人間というものは一度便利を覚えると堕落する生き物です。

便利なものに頼り始めると、初めは「便利だな」で済んでいたものが、気が付けば「それ無しではどうにもならなくて困ってしまう」。
実際、すでにいろんなもので、そういう状態になってしまっています。

もちろん、「どうにもならない」状態でも困らないようなものであれば良いのですが、何分相手が言葉です。
言葉は自分の思考と人格に直結しています。それが衰えてしまう事態は、職業上、何としても避けなければなりません。


さらに言えば。

生徒達は、我々が「絵文字やスタンプといったものを使わない」ということを知っています。

だからかどうかは分かりませんが、私に何か連絡をしてくるとき、例えばメールやTwitterのDMを送ってくるときは、生徒たちもそういうものを使わずに、日本語だけの文章を送ってきます。

普段、友人や家族とのやり取りで、絵文字やらスタンプを使ってコミュニケーションを取ることに慣れきっている子が、日本語だけの文章を、しかも、間違った言葉遣いをしないように書かなければいけないのは、大変でしょう。実際、結構なプレッシャーがかかるそうですし、送る前に何度も何度も推敲するようです。

そういうことは大人になっても日常的にしなければいけません。子どものうちにそういう経験をたくさんするのは、とても大事で大切なことだと思うのです。

ただ、私が絵文字を使ったところで、新風館の生徒たちは我々に送るメールに絵文字は使ってこないかな、とは思います。
それでも、子どもらに普段から正しい日本語を使うように要求するなら、大人の側も正しい日本語を使うように心がけた上で、実践しているところを子どもらに見せなければならない。そうも思うのです。

小学算数特訓の時間

今回の春期講習には「小学算数特訓」という授業を作りました。

算数特訓と言いながら、

20170403.jpg

こういった類の算数パズルやら論理パズルやら、各種問題を取り揃えて、とにかくあの手この手で頭をフル回転させる時間です。
そして、何をどのように考えて解いたのか、クラスの皆に言葉で説明してもらいます。これもまた、とても大事なことです。

小学生は計算ドリルのように、とにかく手を動かすことも大事なのですが、今回は一週間、毎日90分(途中に休憩は入れますが)、こういう問題で頭を鍛えてみる時間を作りました。

初回の授業は問題が簡単だったので楽勝だった、かな?
少しずつヒートアップしていきますが、どこまでやれるか楽しみです。

塾長の北風が本を出しました。

2冊目が出ました。


1冊目はこちら。


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さくらい@新風館

Author:さくらい@新風館
新風館通信(ソフトタイプ)です

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