模試の結果

先日、今月の頭に受けた模試の結果が帰ってきました。
とはいえ、中3はまだ期末テスト期間真っ只中ですから、返却は来週以降になります。
とりあえず我々だけ先に結果を見たのですが、おおよそ予想通りで、正しい現実を表しているかと思いました。

そんなわけで、来週、中3は現実を数字でもって知ることになるのですが、さて、どういう反応をするのか。

しっかり受け止めて、具体的な方策を練るのか。
それはそれとして、あっさり忘れてしまうのか。

ここが運命の分かれ道であることだけは、しっかり伝えなければいけません。

自習のレベルにもいろいろある

期末テストまで一週間を切りました。
部活も休みになるので(そうでない部活もあったりして困るのですが)、昨日から自習にやってくる子が増えました。

自宅でひとりで勉強する、なんてことはなかなかできませんから、こうやってどんどん来るのは大変良いことです。

ただ「テスト前にテスト勉強をしにくるだけ」というのは自習のレベルとしては一番低いレベルを言わざるを得ません。
#もちろん、自習に来ているだけ来ないよりははるかに良いことではあります。

その上は「テスト前でない時期も自習に来る」でしょう。
一部の中3とほとんどの高校生は、ここまでできています。えらい。中1・中2は皆無です。残念。

さらにその上は、自習の合間に「良い質問をしてくる」です。
このレベルに到達しているのは一部の高校生だけです。

部活を終えた中3が、「良い質問をしてくる」レベルで自習ができるようになれるかどうか。
期待したいですし、夏休みにそういう流れを作りたいなと思っています。

中3実力テスト(5月、6月)結果報告

5月の終わりから6月の初めにかけて、各中学校で中3の実力試験が行われました。
日にちも中学校もバラバラなのですが、同時期に行われた学校の実力テストの結果、ということでまとめて結果を報告します。

○中3平均点
3教科 164点(1教科平均 54.6点)
5教科 252点(1教科平均 50.3点)

教科別平均点は、

・国語……53.4点
・社会……48.2点
・数学……50.6点
・理科……39.7点
・英語……59.8点

全体的に悪いのですが、その中でも特に理科の点が良くないです。
なんだか全体的に昨年度の公立高校入試の平均点のような点数ですが、問題は本番のそれよりははるかに簡単でした。

また、点数的には大問題ですが、順位的にはさほど変わっていないというのはいつもの実力テストの通りです。
つまり、単に「同じ学年の周りの連中もできなかった」というだけであって、順位が落ちなかったからと言っても何も安心できません。

今年の中3連中は、そのあたりで安易に安心して手を抜く連中が揃っています。
そういう甘えた根性をどないかする手をこちらは打たないといけません。まあ、毎年のことではあるのですが。

約束を守る ふたたび

レベルUPテストを受けるたびに自分の名前を書き忘れる子がいまして。
先日、「今度名前を書き忘れたら、何する?」と聞いたところ、「着ぐるみでも何でも着ますよ」と皆の前で宣言しました。

ということを先週この日記に書いたのですが、

20170619_2.jpg
今日はこんな感じになりました。
2週連続で名前を書き忘れるというのも、なかなかすごいなと思います。

とりあえず、いきなり着ぐるみで家に帰らせるのはかわいそうなので、今回は授業中だけにしておきました。
次はこの格好で家まで帰ってもらおうかなと思っています。

猶予をあげるなんて、我ながら優しいなと思います。

平成29年度 公立高校入学者選抜の学力検査結果

平成29年度の公立高校入学者選抜の学力検査結果が発表されていました。

教科別平均点は、

・国語……68.1点(前年度:59.6点)
・社会……59.1点(前年度:56.4点)
・数学……50.8点(前年度:50.2点)
・理科……51.5点(前年度:40.9点)
・英語……58.4点(前年度:50.0点)

テスト当日にTwitterにも書いたのですが、やはり理科の平均点はかなり上がりました。
「今までおかしかったのがまともになっただけ」ではありますが、それでもまともでないよりは随分良いことです。

80点以上を取った子が、数学で1.4%、理科では7.1%。
昨年のそれが0.6%と0.9%であったことを考えると、理科の問題は随分と是正されたのではないかと思います。
問題1小問集合はもうちょっとだけ簡単でも良いかなと思いましたが、全体的には基本がきっちり分かっていれば何とかなる良い問題でした。


さて、問題は数学です。

相変わらず難しい問題とそうでない問題の差が大きいです。

問題3の(3)の正答率は5.4%(これはそれほど難しいとは思いませんでしたが)
問題5の(3)は1.8%。
問題6は(2)(3)で6.0%、問題7の(3)(4)で3.3%、というのは、一体どう数字を読めばよいのかすら分かりません。
#6の(3)の正答率は0.0%になるかな、と思ったほど難しい問題だったのですが、この集計結果ではそれが分かりません。

いずれにせよ、正答率が10%を切る問題がこんなにたくさんあるのはまずいだろうと思います。

しかし、平均点はそこまで低くない。80%以上の子が極端に少なく、40~59点の子が全体の50.7%もいる。

まとめれば、「難しい問題はかなり難しくて、みんな得点できないが、簡単な問題はみんな得点できる」というのが、ここ数年の兵庫県の数学の入試問題です。数学が得意な子が毎年泣きを見ているこの状態は、数学担当としては悲しいとしか言いようがありません。

去年も全く同じこと書いたのですが、数学は得点率が10%未満の問題は1問にして、他をもう少し計算量と作業量が少ない問題に変更することで、ちょうど良い難易度になると思っています。

理科は良くなったんです。数学も何とかしてほしいものです。

約束を守る

レベルUPテストを受けるたびに自分の名前を書き忘れる子がいまして。
先日、「今度名前を書き忘れたら、何する?」と聞いたところ、「着ぐるみでも何でも着ますよ」と皆の前で宣言しました。

20170619.jpg
そんな彼の昨日の姿が、こんな感じです。

とりあえず、いきなり着ぐるみだとかわいそうなので、サルの被り物だけにしておきました。
我ながら優しいと思います。

なんとなくの世界

私は、授業中に生徒に何か問題を解かせて答えを聞いた後に、

「何でそうなったの?」

とよく聞きます。答えが正解であっても聞きます。
『多分、考えずになんとなく、フィーリングで答えを書いたな』と感じたときに必ず聞きます。

ですから、かなりの確率で、聞かれた生徒たちは聞いた後にやっと真面目に考え始めます。
考えて出た答えを書く、という至極当たり前のことができていないわけです。

もちろん、「考えてはいるけれど、うまく言葉にできない」という場合もありますから、それをうまく言語化できるように補助はします。
しかし、そもそも何も考えていない子、なんとなくで答えを書いてしまった子は、そういう補助があっても何も出てきません。そりゃそうです。考えてないのだから。

答えを書くときは、

「これこれこういう理由で、この答え」

という流れなのが当然なのですが、

「答えはコレ。なんとなく」

という世界から抜けられない子は、答えを書いてから、聞かれれば理由を考えます。
聞かれなければ合っていればうれしいし、間違っていたら間違ったことすらさっさと忘れます。

この状態で賢くなれるはずがない、ということは誰にでも分かることなのですが、当の本人には分からないのです。

だから、分かってもらうために、私は「何でそうなったの?」と聞き続けるわけです。

一学期中間テスト 結果報告

全ての中学生の結果が出そろったので、改めて報告いたします。

○中学生全体の平均点
3教科 209点(1教科平均 69.7点)
5教科 328点(1教科平均 65.6点)

○中1平均点
3教科 238点(1教科平均 73.1点)
5教科 376点(1教科平均 75.1点)

○中2平均点
3教科 212点(1教科平均 70.7点)
5教科 317点(1教科平均 63.4点)

○中3平均点
3教科 195点(1教科平均 65.1点)
5教科 313点(1教科平均 62.6点)

前回の中間報告と、結果はあまり変わりませんでした。

昨年度の中3は、

○中3平均点
3教科 222点(1教科平均 74.0点)
5教科 360点(1教科平均 72.1点)

こんな感じでスタートして、2学期の期末は、

○中3平均点
3教科 222点(1教科平均 73.9点)
5教科 358点(1教科平均 71.7点)

こんな感じになりました。「伸び悩んで、現状維持で精一杯だった」学年でした、ということですね。

さて、今年の中3はどうなるか。
後から振り返った時、「現状維持で精一杯だった」ではなくて、「ガツンと伸びた」と学年にしたいですね。

疑問がある

先週、中3生が東京方面に修学旅行に行っていました。
旅行中には班別の自由時間があったようで、東京の街をうろうろしたそうです。

聞いた話では、自由時間中は学校からGPS付のスマートフォンを渡されたとのこと。
つまり、先生方は生徒たちの現在位置を常に把握し、何かあった場合はすぐに先生から連絡ができる仕組みにしておいた、ということです。

今時の中3生は、自分で切符を買えない子がかなりいます。
地図もまともに読めません。スマホの地図アプリのナビを使ってるのに道に迷う子だっています。
そんな状態の子たちを東京の街に放ったらどうなるものか分かりませんから、そういう仕組みを採用するのも分からなくはありません。

また、他の学校では、自由時間は遊園地の中だけだったり、そもそも自由時間が無かったりします。


ここでふたつほど、疑問があります。

まずひとつ目。
そこまでして修学旅行ってする意味があるのでしょうか。
どういう意義、目的でみんな揃って旅行に行くのでしょうか。思い出作りのためでしょうか?

自由時間に有意義に行動して欲しいのであれば、有意義にかつ安全に行動できるよう事前に指導し、練習させるべきです。

地図の読み方、地図アプリの上手な使い方
街の中にある子どもが近づかない方が良い場所
トラブルがあった時にどうすべきか

などなど、これらの知識が将来無駄になることはないでしょう。
そういうことを身に付けて、実践させる場という意味での修学旅行の自由時間というなら大変良く分かる話です。
もちろん、そういうことを全然していないからこうなっているわけで、一体何のための、誰のための修学旅行なのか、良く分かりません。

ただ、修学旅行の意義がただの「楽しい思い出づくり」というのであるなら、分かります。疑問も何もありません。
時間とお金がもったいないな、とは思いますが。


ふたつ目。
私だったら、「監視用のスマホを持たされる」ということがかなり嫌です。
もし、仕方なく持ったとしても悪知恵を働かせて、先生に見つからないような抜け道を考えて、うまいこと本当に自由に行動できる時間を作ろうとしたと思います。
#実際に実行するかどうかは何とも言えません(笑

しかし、今の子たちは、スマホを持たされることについてそれほど嫌悪感がないようですし、悪知恵を働かそうという発想すら無いようです。先生からしたら、余計なことをしない、大人しくて真面目な生徒たち、という判断になるでしょう。

さて、こういう子たちは本当に「大人しくて真面目」と言えるのでしょうか。
私には、単に「知恵とエネルギーが無いだけ」に見えるのですが。どうなんでしょうか。

勉強以前の問題として

新風館に通い始めて日が浅い小学生は、

・きちんと前を向いて座る
・話しをきちんと聞く
・ホワイトボードをきちんと見る
・宿題をきちんとやってくる
・途中計算はきちんと書く

といったことが、満足にできません。
すべて授業を受ける上で必要なことなので、まずはマスターしてもらいます。
そうでないと、みんなで授業を受ける、ということができません。

小学生は、と書きましたが、実は結構な割合の中学生もできません。
ですから、小学生の間に上記のことができるだけで、結構なアドバンテージになります。

もちろん、本人にしてみれば今まではそれでOKとされていた姿勢にダメ出しされるわけですから、それなりにイヤな思いはするはずです。

つまり、勉強ができるようになるとか成績を上げるとか、それらの前に、そういう部分にまず最初の壁があるということです。
そういう事実は、保護者の方にも分かっていただきたい部分ですし、入塾時の面談でもお伝えしなければならない場合は伝えています。

とは言っても、小学生は頭とこころが柔らかいですから、ほとんどの場合は上記のような基本はマスターしていきます。
中学に入ってから身に付けさせるのは本当に大変です。ですから、小学生の間に何とかさせてもらえると、我々はとても嬉しいです。はい。

塾長の北風が本を出しました。



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さくらい@新風館

Author:さくらい@新風館
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