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夏期講習終了しました

気が付けばクマゼミの鳴き声が聞こえなくなり、空気に秋の気配が漂い始めました。夏も終わりが近づきました。早いもんです。

そして、今日で新風館の夏期講習も終了いたしました。これまた早いもんです。

ただ、「夏の間に終わらせい」と言っておいた課題を終わらせられなかった子が何名かおります。残念ではありますが、予想通りでもあります。やらなければいけないことができなかったことをはっきりと自覚させ、次はどうすればこういう無様なことにならないかを考えさせる機会にしたいですね。

休む間もなく、明日から2学期の通常授業が始まります。
来る曜日、来る時間を間違えずに、きちんと授業に来るでしょうか。少し心配。

心当たりのある方は是非

今年の春に卒業した高1の子が遊びに来てくれました。

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差し入れはいつものやつでした。なんでやねん、と(笑

卒業してもこうやって顔を出してくれるのは、やはりうれしいですね。
たまたま、彼女と机を並べて勉強していた高1の在塾生の子たちもその場にいましたので、一瞬だけ半年前の中3クラスの雰囲気がよみがえりました。たかが半年前のことなのですが、なんだか懐かしい気持ちになりましたね。


それはさておき。
その卒業生は遊びに来てくれたわけではありますが、実は主目的は

「在塾していた時に北風から借りて、それから借りっぱなしになっていた辞書を返しに来た」

でした(笑
時間が経ってしまって返しにくかったと思いますが、きちんと返しに来たのはえらいです。

他にも何名かに、何らかの本を貸しっぱなしになっている気がします(実は全く覚えてません)。
もし、心当たりのある方はしれっと返しに来てくれると嬉しいです。


その子が帰ってすぐ、今度は現大学4年生の卒業生が就職が決まったことを報告しに来てくれました。
就職が決まったことはめでたいですし、わざわざ報告しに来てくれることがうれしいです。

「働きたくねえ」とは言ってましたが(笑)、「とにかく3年は頑張ります」とも言ってましたので、今時の「すぐにやめてしまう若者」にならないよう、頑張ってもらいたいもんです。まあ、あんまり心配はしてないんですけども。

できない理由もいろいろ

(1)yはxの2乗に比例してx=2のときy=4である。yをxの式で表せ。

は、あっさりできるのに、

(2)yはxの2乗に比例してx=60のときy=18である。yをxの式で表せ。

になると、突然できなくなる。そんな子はたくさんいます。
これをもって「この子は数学が苦手だ」と判断するのは簡単ですが、何も解決はしません。何故できなくなってしまうのか、その理由を見破らなくてはなりません。

・大きい数字になると四則演算の精度が著しく落ちる。
・何を何で割るのか分からない。
・方程式の解き方があいまいになっている。

このあたりの理由で、計算ができないのかもしれません。

・分数が出てくる答えは違う気がする。
・数字が大きいとやり方が変わるような気がする。
・商が1より小さくなる割り算を無意識に避けてしまう。

これらはもう本人の勝手な思い込みとイメージでしかないのですが、こんなイメージが解くことを邪魔することもあります。

・大きい数をそもそもイメージできない。
・(1)はグラフをイメージできるけど、(2)はイメージできない。

大きい数になると想像の範囲外になってしまう。
算数時代から数をイメージせずに、ただただ数字合わせの計算を重ねてきた子はこうなってしまうことも、ままあります。

これらの原因が複合的にからまって、結果として

「(1)はできるけど(2)はできない」

という結果が生まれます。

我々はその子ができない理由を見極め、どこをどこからどうやって改善していくのか考え、適切に対応をしていかなければなりません。そのための少人数制の授業でもあるわけですから。

とまあ、文字にすると簡単なのですが、実際にやるのはとても大変です。まだまだ、もっと上手くなりたいなと日々思っております。はい。

教員が足りないそうです

元社会教諭に「数学教えて」 教員不足、九州の教委必死

このニュースに限らず、全国で教員が足りなくてとても困っているそうです。
職場がハード過ぎたり、教員免許更新という問題もあったり、いろんな事情で足りなくなると思うのですが、学校がきちんと勉強を教えられなくなるのは困ったことです。

傍から見る限りでは、学校の先生の勤務状態は年々悪くなっているように見えます。
この状況で劇的に教員の数を増やす手があるのか、私には全く分かりません。

分かりませんが、学校の状態が悪くなれば、我々の仕事が変わるのも確実。
動向を注意深く見守りたいと思います。

守りの勉強と攻めの勉強

新風館に通い始めた生徒のうち、結構な割合の生徒が「やりなさい」と言われたことができません。
指示を正しく聞けなかったり、聞いていなかったり、聞いていても自分の都合の良いように解釈したり、適当なところで手を打ったり、忘れてしまったり・・・

とにかく、いろんな理由で「やりなさい」という指示を守れない子は多いです。ですから、まずは「やりなさい」と言われたことを、きちんとやること。これはとても大事なことです。

しかし、「やりなさい」と言われたこと「だけ」をやっていれば良いかといえば、それは話は違います。

「やりなさい」と言われたこと「だけ」をやる勉強。
これを、私は(勝手に)「守りの勉強」と呼んでいます。

例えば、

「このページができるように練習してくること」という指示に対して、

・ひととおり解く
・答え合わせをして、間違いは直す
・もう一度解いてみる

これを繰り返すこと、これがまず大事です。
そして、ここまでが「守り」の部分です。最低限抑えておかなければならない絶対防衛線です。

その上で、

・解答の方法以外の別解を考える。
・具体的なイメージがわかないものは画像検索を使って絵や図を見てみる。
・なぜそのようになるのか分からないところは分かるまで考える。
・どのようにその解法を選択したのか、どこにどう注目したのかを考えてみる。

といったことまでやれる。ここまで来てほしいわけです。

こういったことは他人に「やれ」と言われたからできることではありません。
もちろん、やったことがない子、やろうとすら思ったことがない子には初めに指示は出さなければなりませんが、日々の勉強をこのレベルでし続けるとなると、自分で「やろう」と思わなければなかなかできることではありません。

自発的にやろうと思わなければ続けられないこういう勉強。
これを、私は(勝手に)「攻めの勉強」と呼んでいます。

そして、自習がこの「攻めの勉強」のレベルにならないと、高校生になってから、自学自習スタイルで学力を上げることは不可能だと思っています。

中学生のうちにせめてどうやって攻めるのか、そのきっかけくらいは体得しておかないと、高校に入ってから学力を上げていくのはなかなかしんどい。つまりはそういうことです。

そう考えていますので、毎年夏には中3生には結構レベルの高いことを要求し続けています。とくに、今年の中3生は全員「守り」の部分はきっちりできているから尚更です。

もちろん、そう簡単にできるようになること、思えるようになることでも無いので、まだまだ要求し続けなければなりません。

九州からのお客さん

本日16日より新風館の夏期講習は再開しているのですが、授業が始まる前、福岡県にある学習塾、ちくしの進学教室の代表をやっておられる今井先生が、帰省ついでにわざわざ新風館まで遊びに来てくれました。

Twitterのタイムラインからは、今井先生の塾はきちんとした真面目な塾であることがひしひしと伝わっていまして、おそらく今井先生もきちんとした方だろうなと勝手に想像していました。そして、想像通りきちんとした方でした。おそらく私のいい加減さは隠しきれなかったことでしょう(笑

お話を聞いたところ、ちくしの進学教室さんは、塾激戦区にあるとのこと。
そういう環境でただ生き残るだけでなく、発展し続けておられるようです。素晴らしいことです。うちも見習わないといけません。

塾の形態が違っても、地域が違っても、目の前の生徒のために必死にやっている先生のお話は、大変ためになり、刺激になりました。なんというか、こちらも「頑張ろう」と燃えてきますね。

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遠いところを訪ねてくださって、本当にありがとうございました。
いずれ私が九州に行くこともあるかと思いますが、そのときはよろしくお願いいたします。

夏期講習第3期終了、そして

本日で夏期講習の第3期終了いたしました。
そして、夏休みの半分が終わったことになります。

とくに、中3は先月末の面談で「この夏は頑張ろう」という思いで夏休みに入った子が多かったのですがどうでしょうか。
さて、今でもその時の気持ちを持ち続けているでしょうか。

そんなことを丁度一か月前にも書いたのですが、やはり初めの2週間くらいでその思いが薄れてしまっているようです。残念です。
#もちろん、ずっと頑張り続けている子もいます。えらい。

お盆休みには一息ついて、夏休みの後半戦が始まるときに、夏休みが始まった時に思っていた「頑張ろう」という気持ちを復活させて来てほしいものです。

そうやって気持ちをコントロールするのも、やってみなければできるようになりません。これもまた、立派な勉強なのです。

スズメのヒナ

今日の授業が始まる前、北風が教室の前で一匹のスズメのヒナを保護しました。

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教室で水を与えた上で、とりあえず教室の前の植え込みにヒナを置いたところ、ヒナが親を呼ぶ声が絶え間なく聴こえはじめ、その後は頻繁に親鳥がやってきてはヒナにエサをあげていました。
エサを食べるたびに元気になっていくのが良く分かりました。なんといいますか、どの世界でも親は大変ですね(笑

とりあえず、今日は道路に飛び出しそうになるのを見かけるたびに、回収して植え込みに移動させておきました。

夕方になって姿が見えなくなってしまったのですが、さて、どこに行ってしまったやら。
無事に親のところへ行ったのであれば良いのですが。

数学を学ぶ理由

北風の著書を読んでいただいた方はご存知かと思いますが、私と塾長の北風は、学生時代に東京のとある塾で、塾講師のアルバイトをしておりました。

バイトをしている学生さんはたくさんいたのですが、その中にそれはもう数学ができる先輩がおられました。

私も理系のはしくれでしたから、数学にはそれなりに自信があって、高校数学で分からないということが無いと思っていました(後から考えたらそれは単なる思い上がりだったわけですが)。

しかし、大学の数学で全く分からないところが出てきました。何のイメージもできないし、何をどうしているのかさっぱり分からない。
これはもう「イメージしよう」と思うのが間違っているのかもしれない。そういうものだと割り切らなくてはならないのかもしれない。

そう思い始めていた時、その考えは間違っていること、大学で習うこともきちんとイメージをもって、感覚的に理解することができるということ、その作業を怠ってはいけないということを教えてくださったのが、その先輩です。私の数学の学び方、教え方の方向性を今の方向に定めてくれた人、と言っても過言ではないかもしれません。

その方は、現在芝浦工業大学で教授をしておられます。研究室を持っておられて、その研究室のウェブページに、とても素晴らしい文章がありました。

本当に素晴らしいので、勝手に引用させていただきます。

<引用ここから>
将来、研究職や教職など数学に直接関わる仕事に就く場合、 「どのような」数学を「どのように」学んできたかということは、 当然のことながら仕事をしていく上で重要になるはずです。 しかしそれ以外の仕事に就く場合、正直に言えば 「どのような」数学を学んできたかということはあまり問題にならないかも知れません。 さらに断っておくと、 その知識が卒業後に直接役に立つような研究テーマを選ぶことは、理論系である本研究室では困難です。 こう書くと数学を勉強していることが無駄に思えてしまうかもしれませんが、 そうではないのです。 実はもう一方の「どのように」数学を学んできたか、言い換えれば「どのくらい」数学を深く考えてきたかということが大変重要で、 これから仕事をしていく上で新しいことを学んでいくための知恵が備わっているかどうか、 それを示す証となるはずです。
<引用ここまで>

「どのように」「どのくらい」数学を学んだのかが重要である。全くその通りだと思います。

そして、それは大学の研究に限らず、小学生の算数、中高生の数学でも同じことが言えます。

つまり、

思考というものはどのようにすればよいのか。
深く物事を考えるということはどういうことなのか。

それらを理解し、体得すること。これこそが、数学を学ぶ一番の理由である、と私も思うのです。

夏期講習の効果

以前も書いたのですが、新風館の夏期講習はとにかくひとつの教科を徹底的にやります。

今週ですでに中3は20時間近く授業と演習をしております。しかも、ほとんどの子が、ほとんどの時間を計算問題にあてています。
#ノルマを達成した子は文章題や図形の問題の演習をしています。

そこまでやると、さすがに計算が合わない子も、時間はかかりますがかなり正解できるようになっていきます。
毎日毎日計算問題で、さすがに飽きたわ疲れたわだと思うのですが、目に見えて効果は出ていると思っています。

また、高校生にも実力よりも少し高めの、少し背伸びをしないと解けない問題ばかり挑戦してもらっているのですが(もちろん、基礎トレーニングは済んだ上で行っています)、月曜日にはまるで手が出せなかった子も、今ではかなり良いところまで考えが及ぶようになってきました。

このように、学習レベルに応じて、時間と労力を一点に集中することで突破できるということが確実にあります。
そして、そういったことは日々の通常授業ではやりにくいので、夏期講習をはじめとする各種講習期間で、一点突破を図る授業を行っています。

時間は取るし、授業料も普段より高いし(時間当たりの授業料はかなり安くなっているのですが)で、いろいろご迷惑をおかけしておりますが、ご理解いただければ幸いです。

塾長の北風が本を出しました。

2冊目が出ました。


1冊目はこちら。


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さくらい@新風館

Author:さくらい@新風館
新風館通信(ソフトタイプ)です

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