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自習のレベルはどうなったか?

以前、こんな記事を書きました。

<引用>
ただ「テスト前にテスト勉強をしにくるだけ」というのは自習のレベルとしては一番低いレベルを言わざるを得ません。
(中略)
その上は「テスト前でない時期も自習に来る」でしょう。一部の中3とほとんどの高校生は、ここまでできています。
(中略)
部活を終えた中3が、「良い質問をしてくる」レベルで自習ができるようになれるかどうか。
期待したいですし、夏休みにそういう流れを作りたいなと思っています。
<引用ここまで>

夏を終えてどうなったのか。

残念ながら、まだ「良い質問をしてくる」レベルでの自習はできていません。そういう流れにもなっていません。苦戦中です。

ただ、「テスト前でない時期も自習に来る」子はちょっと増えました。
テスト前の今日も、もちろん多数の生徒が自習に来ています。ただまあ、やはりちょっと物足りない。

こちらもまだまだ精進が足りないということです。頑張ります。

「考える」ということに対する認識

例えば、ある問題を解こうとします。

1:問題をきちんと読みます。
2:過去の記憶、経験から、これが答えではなかろうか(または、こうやって解くのではなかろうか)ということを思いつきます。
3:先の思いつきがあっているかどうか検証します。あっていれば答えを書けば終わり。または、解いてみます。
4:あっていなければ、思い付きとはまた違う角度から問題を眺めてみます。

こんな感じで頭を使うことは案外多いと思います(全てとは申しません)。

ここで、誰しも2で出てきた答えは合っているといいなと思うものです。
もちろん、「正解だと良いな」と「正解である」の間には10光年以上の開きがありますから、その間を埋めなければいけません。

しかし、ある子たちにはそれらが同一にしか見えない、もしくは、同一ではないけれどもほとんど差がない気がするようです。

そして、そういう子たちは「なんとなくこれが答えではなかろうか」と思ったことこそが、「頭を使った」ことである錯覚しています。先の例でいえば1~4のうち、2で止まっているわけですから、それは正しく頭を使っているわけではないのですが、それに気が付けないわけです。

そういう子たちは、客観的には「直感で答えた」だけなのですが、主観的には「精一杯頑張って頭を使って答えた」と思っていますので、「もっと考えて答えなさい」という指導は意味を成しません。「考える」とはどういうことなのか、どういうことをしなければいけないのか。そこから話をしなければなりません。

小学生ですとこういうことをじっくり時間をかけてできるのですが、中学生以上は本人がかなり頑張らないといけません。認識を変えるというのは、大変なことなのです。

逆じゃなかろうか

中3「教科書理解できない」25%…読解力不足

<引用>
中学3年の4人に1人(25%)が、教科書レベルの基礎的な読解力を身に付けないまま義務教育を終えていることになる。
<引用ここまで>

定期テスト前に、学校の国語の授業で扱った文章をもう一度読んでみてもらうのですが、そもそも「音読」からして上手にできませんし、もちろん、意味も分かっていません。学校の授業で一度扱ったはずなのですが、その形跡はまるで見られません。

こういう状態に、もう何年も前からなっています。
ですから「25%は教科書レベルが分かっていない」と言われてもピンと来ません。

「25%が教科書レベルの基礎的な読解力を身に付けて義務教育を終えている」の方が実情に合うような気がしてしまいます。

成長と時間感覚と記憶

時間に対する感覚は、成長するにつれて長くなっていきます。
たとえば、幼稚園児に一か月先のことをイメージするのは無理でしょうし、一か月前のことはあまり鮮明に覚えていないと思います。幼稚園児にとっては一か月前のことは遥か昔のことで、一か月先のことは遥か未来であるわけです。

遥か昔のことは、忘れてしまう。そして、この「遥か昔」は絶対的な時間である必要はありません。主観的に「昔」と感じれば、その子にとっては遥か昔になります。つまり、時間の感覚が短い状態では「長期にわたって何かを記憶しておく」ということが難しい。そういうことだと思います。

また、大人というのは安定した人格をもっている存在、スタンスがはっきりしている人のことです。
人格は過去の記憶の集積によって構築されるものですから、安定した人格がある、ということは過去の記憶が集積されていることの証です。言い換えれば、時間の感覚が伸びて記憶できる事柄が増えていなければ大人にはなれない、ということだと思います。


・時間の感覚が伸びる
・記憶力が上がる
・人格が安定する

おそらく、これら3つは相互に作用しあって絡み合う、複雑な関係になっていると思います。
しかし、子どもたちの状態をよくみて、この相互作用にこちらが上手に手を貸すことができれば、飛躍的に子どもたちは伸びることは分かっています。実際そうやって伸びていった子も多数おります。

ただ、いつどういう状態でどうなるのか、どうすれば手を貸せるのか。
こればかりは唯一無二の正解は無いところが、難しいところです。

教育の力

今日の昼過ぎの話です。
塾に来る前に幼稚園にいる息子をクルマで迎えに行き、駐車場(月極)にクルマを止めようとすると、見知らぬクルマが止まっていました。

「まあ、すぐに帰って来るやろ」と気楽に構えて少し待ちましたが、時間が過ぎるばかり。
いい加減塾に行かなければならない時間になってきたので、駐車場の管理人さんに電話をして報告し、空いているスペースに止めてもらうことで、とりあえずは何とかなりました。


こういったケースはどうすればよいのかグーグル先生に尋ねたところ、どうもこういうのはやられ損らしいです。
警察は「民事不介入」でどうにもできない。止められた側が実力行使に出ると、それは違法になる。せいぜい、損害賠償請求をして、相場の駐車場代を払ってもらうのが限界のようです。

こういうことに限らず、世の中、案外こういう「やったもん勝ち」「やられ損」になることは多い気がします。それでも、普通の人は「されると困る人がいるな」という極めて常識的な判断ができるからしないわけです。

この判断はどうやって身に付けたのか。

もちろん、それは教育の力によるものだと思います。幼いころから親が、周りの大人が、教師たちが、人としての正しい在り方を手を変え品を変え教え込んだ結果だと思うのです。

それらは地味で、気が遠くなるような時間をかけて行う大変な作業であったはずです。何かのタイミングでひとつボタンを掛け違ったりすると、結構簡単に崩れ去ってしまったり、そのたびにまたやり直したり、そういうことの結果であったのだろうな、と。

だとすれば、そういう常識的な判断ができない方々が一定数居るのもある程度は仕方が無いのかなと思います。
人としてまっとうな常識を身に付けることができなかったというのは不幸なことです。せめて、私の子どもたち、そして、新風館の生徒たちにはこういう大人になってほしくないものです。



・・・などと思わなければ、それはもう、腹が立って仕方がありません(笑)

今週末は

明日の土曜日はこのあたりの中学校で体育祭が行われる予定ですが、あいにくの台風で延期になりそうな気配です。
#15日現在の天気予報では、18日の月曜日にはできそうですが。

体育祭で活躍することを楽しみにしている子もいるので、無事に体育祭が行われることを祈っております。


しかし、考えますと。

2学期が始まってから、中学校は体育祭の準備に追われ、どの教科も授業がほとんど進んでいない様子です。とくに、今週は予行演習があったりして、中学生が学校が終わって塾に来る頃には、100%集中して深く考えるなんてことはできない状態、平たく言えば「へろへろ」でした。

中3生(受験生)にここまでして体育祭の練習をさせる意義とか、意味とか、そういうのは私には良く分かりません。文句を言っても仕方がないので、我々は我々にできることを精一杯するだけですが、毎年毎年へろへろになっている彼らを見ると、ちょっと可哀想になります。

そして、体育祭が終わったら学校の授業はものすごいスピードで進みます。結果、授業日数の割に試験範囲がえらく広いテストになります。

これまた毎年のことだったりするのですが、どうにもいろいろ考えてしまいますね。

2学期課題実力テスト結果報告

まだひとりだけすべての点数が分かっていない子がいるのですが、諸事情につきその子の点数だけを抜いた集計結果を発表いたします。

○中学生全体の平均点
3教科 185点(1教科平均 61.7点)
5教科 293点(1教科平均 58.5点)

○中1平均点
3教科 205点(1教科平均 68.4点)
5教科 332点(1教科平均 66.3点)

○中2平均点
3教科 188点(1教科平均 62.7点)
5教科 273点(1教科平均 54.6点)

○中3平均点
3教科 172点(1教科平均 57.2点)
5教科 273点(1教科平均 54.6点)

中1は期末テストよりも点数を上げましたが、中2、とくに中3は大きく点数を落としました。
学校の資料によれば、点数は下げたものの、順位そのものは変わっていないようではありますが。

また、5月(学校によっては6月)に行われた実力テストの結果が、

3教科 164点(1教科平均 54.6点)
5教科 252点(1教科平均 50.3点)

であったことを考えれば、実力テストの点数は上がっている、と考えられなくもありません。

しかし、ここで2年前の中3生の夏の終わりの実力テストの点数を振り返ってみると、

3教科 189点(1教科平均 62.9点)
5教科 296点(1教科平均 59.1点)

こんな感じでした。

新風館史上、もっとも入試で結果を出すことができなかった中3です。
もちろん、問題が違うので点数だけ比較することはナンセンスなのですが、それでもやはり考えてしまいますし、思い出してしまいます。

卒業生の集い

昨晩、1年前に山口大に、今年の春に明治大、北海道に進学した卒業生の3人が集まって、現況報告会みたいなものを開いてくれました。

20170907.jpg
#まあ、お菓子を食べながらしゃべっていただけ、と言えなくもないのですが(笑

高校生の塾生も何名かこの場にいて、大学のリアルな話を熱心に聞いていました。
実際に大学にいる、今まで身近にいた先輩から聞く話、しかも改まった話ではなく、いわゆる「ぶっちゃけ話」は、とても面白く、モチベーションも上がったのではなかろうかと思います。

私もいろんな話を聞けて楽しかったです。やっぱ北海道は寒いねえ(笑

北海道の

今年の春、北大の水産学部に入学した卒業生が、帰省ついでに新風館に遊びに来てくれました。

20170905.jpg
・・・北海道のヤツですか。

とにかく、彼は大学もひとり暮らしもバイトもすべてを楽しんでいるようで、話を聞いているこちらも嬉しくなりました。

2学期スタートだけれども・・・

今日から2学期がスタートしました。

したのですが、今日から通常授業が始まることを把握してない中学生が何人か。昨日の心配が当たってしまいました(涙
さらに、今日から学校が始まることを把握してなかった子もいたりして(昨晩友人にLINEで教えてもらったそうです)、それはさすがに予想外。

波乱のスタートとなってしまいましたが、さて、年末にはどうなっているやら。

塾長の北風が本を出しました。

2冊目が出ました。


1冊目はこちら。


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さくらい@新風館

Author:さくらい@新風館
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