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ええ問題

とある私立高校の理科の入試問題を解いたのですが、そのとき見た問題を紹介します。

「冬の終わりの日本海に低気圧が発達することがある。この低気圧に向かって吹く風をなんというか。また、その風が吹いた後気温はどうなるか。」
※多少表現を変えてあります。

冬の終わりの日本海に低気圧が発生する、ということを中学生はおろか、一般の大人もなかなか知らないと思います。

しかし、

・冬の終わり
・風
・風が吹くと気温が変わる

この3つから連想される言葉はただひとつです。

解答は公立中学校で習うような言葉ではありませんが、日本で何年か生活をしていたら自然に覚える言葉でしょう。
ですので、「生きていれば自然にいろいろ覚える」力を持っている子はこの問題に解答できますし、その上、問題を解きながら「そうだったのか」とひとつ勉強することができるわけです。

問題に答えながら、知識を吸収できる。
これを「ええ問題」と言わずに何と言うのでしょうか。

そして、今の子達のほとんどは「生きていれば自然にいろいろ覚える」ということができませんので、そういう子はこの問題に答えられません。

難問でもないのに、ある種の能力を正しく測定することができる。
これを「ええ問題」と言わずに(以下略)


私立の難関校は、やはり入試も一味違うな、と思った次第です。



なお、答えは

(風)春一番 (気温)上がる

です。

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