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~を-とすると、1はいくつ?

6÷2=3

という計算について、いろいろな解釈をすることができますが、

『6を「2」として考えれば「1」はいくつになるか?』

という思考をすることができない子がほとんどです。

『6個を「2人分」として考えれば「1人分」はいくつになるか?』

と、全く同じことですから、考え方としては簡単なことですが、そもそもそういう考え方があることすら教わっていない子がほとんどです。この考え方をしっかり分かっている子は、

『108kmを1.5時間で進んだときの時速』

なんてのを求めるときも、

「108kmを1.5とすれば、0.5が108÷3=36km。だから1はその倍の72km」

といった感じで求めることができます。0.1を求めてから10倍とかも良いですね。

「~を-とすると、1はいくつ?」という発想、毎度毎度の「単位量あたりの量」ってやつを、きちんと手で掴んで解いているわけです。

公式を使って108÷1.5=72とやれば、確かに答えは出ます。
ですが、意味もわからずに答えが出して、それで良いのでしょうか。

私は、手間はかかっても意味がわかる解き方の方が断然良いと思うのですよ。

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